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ほんとのところ、中小企業の年間休日はどれくらいあるのか?

投稿日:2018年2月15日

■社長の常識を社員に押付けてはダメ

●飲食店を創業されたばかりの社長との相談にて

社長
「求人募集の面接で来た方から年間休日120日ほしいと言われました!
飲食店は人が休んでいる時に働く商売なのに、そんなに休みを上げられない!」


「人が休んでいる時に働く商売と、社員の年間休日は関係ない気がしますが…
えっと、社長が独立される前の前職ではどうだったんですか?」

社長
「バイトはシフトで調整していましたが、社員は私も含めて働きっぱなしでした」


「ああ…、そんな厳しいところにいらっしゃったんですね…
しかし、そんなブラックな会社で働きたいという人も少ないので、
中小企業の一般的なところをお話ししますね」

 

■中小企業の年間休日が形だけになっている!?

まず中小零細企業と言われる会社で
年間休日120日を確約しているところはあまりないかもしれません

これをきちっと消化している中小零細は
もっと少なくなります

土日祝日が休日の上場企業や金融機関は年間休日124日を
きちっと消化などもあり得ますが
中小零細企業といえばそこまで休みにするのは困難です

※これは会社規模もそうですが
業界慣例や社歴によっても個々に変わってきます

週休二日と思って入社したのに
土曜日出勤になり尚且つ残業代もつけずに
働いているのが中小企業の現実です

※労基上問題ですが現実はそうだということです

 ■中小企業の年間休日は何日が妥当なのか

中小企業やサービス業では
土日祝やゴールデンウィーク、お正月など
人が休んでいる間に稼ぐため休みも不規則になりますし
混雑状況によっては休めなくなることもしばしばです

例えば飲食店の年間休日は…
週休2日 × 52週 = 104日
これに
夏季休暇4日
正月休暇4日

としても合計112日です

 

ここで飲食業に限らずどの業種でも
月2回くらいは休日出勤するので…
一年間で
2日/月 × 12ヶ月 = 24日
とすると
112日 - 24日 = 88日
ってのが中小企業の社員の現実的な年間休日です

うーん
上場企業や金融機関と比べると
約1ヶ月分働いてる日数が多いです

 

■国はこの現状を把握しているの?

ここで厚生労働省が発表している統計によりますと
年間休日総数は

 [PDF]平成 29 年就労条件総合調査の概況 - 厚生労働省より抜粋

飲食サービス業で102日/年
となっています
公にしている数字でこれです
ここから記録に残さない休日出勤やサービス残業などの隠れた出勤を考慮すると

やはりどの業界よりも働いていますね…

国が進める「働き方改革」の成果が早く出てほしいところです

 

■有給はどうなっているのか

ついでに
有給休暇日数についても考察します
※労働基準法で決まっているので社長の気持ちだけでは決められません

[PDF]有給休暇の付与日数 - 厚生労働省より抜粋

 

また
有給消化率についても厚生労働省が統計を出しています

 [PDF]平成 29 年就労条件総合調査の概況 - 厚生労働省より抜粋

有給は勤続年数によって変わりますが
飲食サービス業でで5.4日有給消化率32.8%なので有給10日なら3日消化です)

 

上記社長の会社はまだ就業規定などが無いのですが
年間休日102日に有給化3日追加で
年間休日は105日となります

 

公に出ている年間休日は飲食サービス業で105日なので
面接に来た方の「120日」というのは
なかなか受け入れられないところです

 

しかし…
面接に来た人「休みが120日ほしい」
社長「えーそんなに休むのかよ。もっと働け!」
では良い人材は来てくれませんし
入社したとしても、すぐに別の好条件のところに転職するでしょう

 

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■年間休日以外に魅力ある会社作りが必要

社員をこき使って収益を上げよう!
と思っていても社員は社長の意のままに動きません

いい人材がどんどん応募してきて
「会社でこんなことをやりたい!」
「こんなことを一緒に作り上げていきたい!」
という会社にしていかなくてはなりません

給与、休日も大切ですし
ワークライフバランスが重要とも言われていますし
「働き方改革」の考え方も浸透してきています

しかし
面接希望者の会社を選ぶときの基準が
「給与、休日以外に何の魅力も無い!」
というのは経営者の責任です

会社の存続と
社長の暮らしのために
身を粉にして働けと言われても
誰が続けられますか

会社を選んでもらう基準が
「私の自己実現したいことはこれだ。それを実現できるのは御社だ。だから入社したい!」
という人が多く集まる会社が強くなります

 

給与、休日のせいで選ばれない会社になるのではなく
会社に魅力を感じてもらえる会社を作りましょう!

 

 

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