B面 倒産 赤字の会社

倒産が決まった時の家族会議と覚悟

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■みんな倒産したくて倒産しているわけではない。が、人生は終わらない

月末の資金繰りが全く見えなくなった幹部会議(=家族会議)にて

会長(創業者:父)
「すべて手は尽くしたのか?」

社長(2代目社長:息子)
「はい、銀行に対しても、業者に対しても…
売上も全盛期の半分になったけれど、2年間存続するために奔走しました」


「財務に関しては明確にはなりました。数字に関しては他の幹部もみんな現状を理解しています。しかし売上を上げることができず社長と奥様とこのまま事業を続けるかどうかを1ヶ月話し合いました」

会長
「今後はどうなる?俺はどうなっても生きていくから心配するな」

社長
「一旦会社を閉めようと思う。社員の最後の給与は確保した。業者に対する未払いは極力減らすつもりだが、銀行と税務署は大きな負債が残る。15年前に親父から引き継いだのに申し訳ない…」

会長
「お前はわしの時より売上も3倍以上にしたんや。後ろからいろいろ見てるだけで楽しかった。これで死ぬわけやない。また頑張ったらええがな」

■気持ちと状況は時間とともに変化する

数年前に家族会議で話した内容です
会長にも経営状況は報告していたので
覚悟は決まっていたようです

その後、弁護士事務所に一緒に行き
Xデーを決めるとき
社長は心ここにあらずでした

しかし
全社員に謝って頭を下げている時
債権者会議で弁護士の横で頭を下げている時
「経営者としての責任」を全身で負って
覚悟を決めておられたように思います

経営者の責任の取り方はいろいろありますが
次の人生は頭を下げている瞬間から始まっています

今まで迷惑をかけた人に
「返していく人生」と「自分らしく生きる人生」
を両立していくしかありません

てるみくらぶの倒産・逮捕劇を見ていて
「てるみさんは倒産は悪い倒産だなぁ」と
ぼんやり過去のクライアント倒産を思い出していました

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