■確かに月末残高は分かりますが…
最近、相談に来られた社長との面談風景
私
「資金繰り表は持ってこられましたか?」
社長
「とりあえずピックアップしてみたよ」
私
「これは、入金一覧と出金一覧ですね」
社長
「なに?これでだいたいわかるよ」
たしかに
入金・出金一覧を
足したり引いたりしたら
今月末の資金がどうなるのか見えます
資料としても正しいのですが
「ほんで来月からはどうなるのですか?」
がわかりません
「来月のことなんかわかるかいな」
と社長は仰るけれど
10年以上商売をしてるのだから
だいたいわかっておられます
本心は
【資金ショートする現実をハッキリ数字で見たくない】
にあります
資金繰り表の付け方も
誰も教えてくれないのでわかっていません
だから
入金一覧、出金一覧を見て
【やりくり】しているのです
■将来の行動を決定づけるツール
来月、再来月、6ヶ月後
どうなっているのかはわかりません
しかし
こうなっていたい!(例えば…月末資金残が500万円ある!)
という目標に向かって行動することはできます
例えば
ハワイに行きたい!
と思えば
・一生懸命働いてお金を貯めて
・休みを一週間とるために段取りして
・飛行機のチケットを1か月前にとって
と具体的に行動できるのです
なんとなく日々過ごしていて
・気がついたらハワイにいる!
なんてことは起こりません
だから
月末500万円の資金を残すためにすることは…
・原価を下げるため工場の流れを検証する
・支払サイトを伸ばしてもらうため条件を考える
・経費を削減するためムダをピックアップする
・売上を上げるために営業会議をする
・眠っている顧客リストをに電話する
などなど
上記のアクションプランを
会議で決めるだけではなく
【資金繰り表に一つ一つ記入】
していくのです
■アクションプランの結果は数字に置き換えると…
アクションプランを数字に置き換えるというのは
・買掛金は在庫を工夫して使うので3ヶ月間は10%減るので○○万円
・○○商会さんは支払いサイトを伸ばしてくれそうなので1ヶ月遅れで払う
・ムダな会費は退会することで無くなるのが○○円
・2ヶ月後くらいに過去客を復活させるキャンペーンをするので売上は○○万円上がる
となります
将来のことなので
100%正解はありませんが
アクションプランを考えることで
数字は決まってきます
これが
【資金繰り】
です
入金一覧、出金一覧(=やりくり)との違いです
だから
資金繰りを作るのは難しいし
骨が折れるのです
しかし
とてもやりがいがあって
ワクワクするものなのです
会社を創業する時
ワクワクしていたでしょう
それと同じことなんですよ
【資金繰り】を活用して
お金の悩みから解放されてください
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