資金繰り 赤字の会社

どんぶり勘定の本当の意味。お椀じゃない!?

投稿日:2017年8月4日

■「どんぶり」ってそのことなのか…

「細かく計算などをしないで、
おおまかに金の出し入れをすること。
昔、職人などが、腹掛けのどんぶりから
無造作に金を出し入れして使ったことからいう」(大辞泉)

どんぶりって、食器のどんぶりかと思っていたら
職人などの着ける腹がけの前かくしのことらしい

「前掛けのポケットに手を突っ込んで
あるだけ払って、もらったらそのまま入れる」
ということらしい

食器のどんぶりのふたを開けて
中身の残高を見て払ったりするより
よっぽどワイルドです

■現代でもやっていることは同じ

上の話を見て
昔の職人はむちゃくちゃだな
と思ったかもしれませんが
現代でもどんぶり勘定は頻繁に起こっています

・売上が入金されたら気が大きくなって
月末支払いができる範囲で使ってしまう…
・いい商品、材料を見つけたら
必要ないのについつい買ってしまう…
・これは営業経費と自分に言い聞かせて
飲みに行ってしまう…
・経理に文句言われようなら
ここは俺の会社だぞ!と心の中で正当化する…

こういった話なら分かりやすいですが
下記ならどうでしょう

「旧型の機械では回転数が少ないので
新型の機械を導入した」

実際にあった話なんですが
機械の営業マンに
「今月中なら値引きも大きくできるし
旧型ではライバルの70%しか受注できません
ここで投資をして勝負しましょう」
と言われついついリースを組んでしまったのです

十分に検討して導入したのなら問題なかったのです
しかし、その新型機械は業界的にサイズが中途半端なスペックで
確かに回転数は上がるが
用途が限られるため汎用性の小さい機械だったのです
(実は営業マンが在庫処分で持ってきた機械だったのです)

リースは払い続けなくてはならないが
思ったように受注が増えず
ますます資金繰りは苦しくなっていきました

■チャンスを逃したくない気持ちは分かります

「受注がどんどん減っていくのは機械が古いから。
ここで投資して一発逆転したかった…」

社長が言うことも間違っていません
しかし、4000万円もかけてリースを組んで
空振りでしたでは経営を続けることはできません

今あるお金をあまり考えず使うことも
「どんぶり勘定」ですが
投資に見合うリターンをキチンと見極め
収支計画を作らずに進めてしまうのも
「どんぶり勘定」です

商売のチャンスはいつもアンテナが高くないと
キャッチできません
その意味では営業マンの提案にピンときた
上記の社長はアンテナが高かったのかもしれません

そのピンときたチャンスを検討するために
・ひと呼吸置くこと
・客観的に良し悪しを言ってくれる人
が重要です

スピード経営はカッコイイですが
どんぶり勘定経営にならないように
気を付けてください

ちなみに
今この会社は業界を超えて営業に出ることで
新たな分野の受注を増やしています

社長はお尻に火がつき
経営についてあれこれたくさん考えるようになったので
結果として4000万円の投資は成功だったのかもしれません

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

経営に関するご相談や、記事に対するご質問は…

ご相談フォームへお願いします。

 

【メルマガ】

『事業再生の現場から

   ~リアルレポート~』

クライアントの現場で日々起こる事件をどう解決

していくのか?ぜひご購読ください。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ご相談・お問合わせはこちら
ご相談・お問合わせはお電話またはメールにて受け付けております。

まずはお気軽にご連絡ください。 

お電話でのご相談・お問合わせはこちら

TEL:0120-740-105 (スマホの方は直接タップして電話可能です:平日9:00~20:00) 

メールでのご相談・お問合わせはこちら

▶お問合わせフォームはこちら 

  経営者の右腕として資金繰りサポート経営計画作成支援資金調達サポート経理部長代行創業支援の対象地域は以下の通りです。

▶対応地域の詳細はこちら

関西地区全域(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県)
中国地区全域(岡山県・広島県・山口県・島根県・鳥取県)
四国地区全域(香川県・徳島県・愛媛県・高知県)
中部地区(愛知県・岐阜県など)

※その他の地域も相談に応じます。

 

-資金繰り, 赤字の会社

Copyright© 資金繰り改善の経営相談|大阪の事業再生支援はSME経営 , 2018 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.