■社長の目線は変幻自在に…
私が小さいころトンビが上空高いところを
優雅に飛んでいるのを見て
「いいなぁどんな感じで見えているんだろう」
とよく空想にふけっていました
今ではGoogleEarthを使えば
地球上のどんなところだって上空から見下ろせます
鳥どころかスーパーマンのように瞬間移動できてしまいます
GoogleEarthで憧れの都市に飛んでいくには
地名を検索すれば簡単に連れて行ってくれます
この時のGoogleEarthの動きは
一度上空に上がって地球儀を回し
目的の国の上空から都市、街へ降下していきます
このイメージです!
何が?
「経営者の考え方のイメージ」が、です
■見方を変える方法のひとつは…
クライアント社長と打合せをしていてよく感じるのが
「問題をアリの目線で解決しようと悩んでいる」
ということです
例えば
①工場でのロス・ミスが減らない
②A君の注意力が散漫だからだ
↓
③よし、作業させる前に工程を大きな声で言わせよう
A君は自分だけ作業の前に
声を出して工程を確認させられるのが
カッコ悪くて嫌で嫌でしょうがありませんでした
嫌々作業に取り組むので
ロス・ミスはあまり減りませんでした
確かにこのやり方でも正しいと思うのですが
このクラインアントがロス・ミスを大きく減らした方法は…
①工場でのロス・ミスが減らない
②A君の注意力が散漫だからだ
↓
③う~ん、作業工程全体を組みなおそう
④工場のみんなで案を出して!
です
A君ばかりにスポットを当ててしまうと
A君の矯正が問題解決の中心になってしまいます
そうではなくて
「誰がやってもロス・ミスが出ないやり方はないか?」
を考えてもらいました
現場社員みんなで作業工程を組みなおす時に
自分の担当以外の工程まで
理解することができましたし
二重作業、二度手間も発見することができました
私は細かい現場作業までわかっていないので
「もっと簡単にならないですか?」
など無責任なことを言っていたと思います(ごめんなさい…
当然、A君にも注意力が散漫なことを
治すように努力してもらいましたが
わかりやすくなった工程と
担当作業を変えることで
ロス・ミスは大きく減っていったのです
■アリの目線も使い方しだい
「A君問題」を解決するために
アリの目線で細かい指示を出すことが
間違いというわけではありません
指摘されることで
作業の要点にピーン!と気づき
以降の行動が変わることだってあります
「問題点を直接指摘して直す」
「問題点が起こる原因を見つけて全体を変える」
どちらが絶対に正しいということではなく
両方わかったうえで効率が良くなる方を選択すればいいのです
GoogleEarthでグイーンと上空へ上昇するように
問題を鳥の目線で上から見ることもしてください
本当の問題は別のことかもしれませんし
違う角度から見ることで
カンタンに解決策が見つかるかもしれません
問題解決の迷宮に入ってしまったら
いったんお茶を飲みながらGoogleEarthで
現実逃避トリップです
そこから鳥の目線で
再度問題解決に取り組んでくださいね
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